花あかり

おもいで
 先日、子供のころ遊んだところで一番遠くだった場所に行ってみました。 そしたら、こんな世界に迷い込みました。
 そこは住宅街から離れ、車の音も生活の音もありません。ふっと、何十年も前にタイムスリップした自分がいました。

道 こぶしの花
田んぼの中の細い道を歩いていったら、懐かしい雑木林がありました。
遠くからも目だつ、白い花をつけた大きな木がありました。近寄って見上げると、青空をバック咲いた白いコブシの花でした。
雑木林 落ち葉
雑木林の周囲は藪でなかなか入りにくかったけど、やっと入口を見つけて足を踏み入れたら、思ったより空は広がっていました。 私が歩くと、足元で枯れ葉がサクサク音をたててます。
太い木 太い木々
空に向かって真直ぐに伸びた木。抱えきれないほど太い木です。何ともいえない威厳がありました。 両手でやっと抱えられる位の木もいっぱいあります。
仲良しの木 倒木
中には、こんな格好をした木がありました。右のほう、くの字をした方がもみの木です。 台風でしょうか、それとも寿命なのでしょうか。倒れた木がありました。
朽ち果てる木 タンポポ
この木は倒れてから何年も経つのでしょう。朽ちた倒木にはキノコが生えてます。 落ち葉や倒木が朽ちて、ふかふかになった土からはタンポポが元気に咲いてました。大きな木が死んでも、新しい命が誕生しています。
いのちの連鎖を感じました。
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